レベルアッパー
どのような空調(冷暖房)/冷蔵冷凍システムに適してますか?
固定温度で作動するように設計された冷媒を使うあらゆる業務用空調(冷暖房)及び冷蔵・冷凍設備に設置することが可能です。設備のメンテナンスが行き届き、適切なサイズであるという条件で以下の全てに対応可能です。
設置はどの程度難しいですか?
電気工事資格を持つ人が設置する必要があります。しかし、設置は簡単です。既存のサーモスタットに合わせた2つの温度センサーの取付と、室内機のサーモスタットと室外機のコンプレッサーを制御する信号線への接続が含まれます。ほとんどの場合、エアコン/冷蔵冷凍設備技術員は1~2時間で設置を完了できます。
どのような業態が適していますか?
1年の多くを⾧時間にわたって冷却を要する空調(冷暖房) /冷蔵・冷凍設備を保有するお客様がコスト面では最も節約可能です。病院、スーパーマーケット、映画館、体育館、小売店舗、レストラン、食品加工業者、オフィス、通信事業者の基地局などのシェルターに最適です。
特許技術はどのようなものなのでしょうか?
米国、中国、日本の国際特許と取得しています。
- 二つのセンサーによる厳密な温度管理(通常のエアコンの二つのセンサーの一つは氷結管理用)
温度の上がり過ぎと下がり過ぎを防ぎ、コンプレッサーの稼働を減らして省エネします。 - 冷媒の圧力管理
通常エアコンでは冷媒の圧力管理はしていないため、冷媒の圧力が十分達成してもコンプレッサーが稼働し無駄なエネルギーを消費します。
温度の安定性や快適性はどうですか?
レベルアッパーのO R S®がエネルギー節約の可能性を探る前に最優先することは、確実に要求された室温を提供することです。レベルアッパーは空調(冷暖房)および冷蔵・冷凍システムの温度を上がり過ぎず、下がり過ぎないように、温度を制御します。多くの装置の室内/空間温度差が1~2℃ありますが、レベルアッパーはデュアル温度センサー 方式により、レベルアッパーでない場合と比べて通常は温度差を50%制御します。
何を根拠にレベルアッパーで30%節約できたと判断しますか?
一番分かり易い例は、同じ環境・同じ設備の2か所での電力量の比較です。
二か所で比較できない場合は、一つの設備を週ごとに電力量を図り比較します。また、別の方法は、設置後の電力使用量が過去三年間の 平均値との比較です。電気代は契約する電力会社が変わると変化しますので、領収書に明示されいる電力使用量との比較で判断します。
保証は無効になってしまいますか?
空調設備は15~20年の寿命があります。そのため、ほとんどの設備が保証期間対象外です。
そのような設備において、レベルアッパーは単なるインテリジェント・サーモスタットであるため冷却システム、コンプレッサー、冷媒、制御盤を干渉することなく、全てが正常に作動します。
エアコンの回路に影響をあたえるのではないか?
エアコンの制御回路を変更するものではありません。 取り付けは、室内機の温度センサーと制御コントローラの信号線に割り込むだけですので 回路には触れることはありません。
レベルアッパーを取付けたことによりエアコンのトラブルが発生する可能性はないか?
レベルアッパーに故障が発生し電源が停止した場合は、自動的に切り離し、既存エアコンのモードに 変更されます。レベルアッパーに電源スイッチを取り付けることにより、不具合発生の際はこのスイッチを切ることで、 既存エアコンモードに変更できます。 また、二つのセンサーの機能により、エアコン本体の不具合を予見・発見する例もございます。
冷媒の圧力制御により、冷媒に影響を与えるのではないか?
冷媒の圧力検知によりコンプレッサーの動きを制御しますが、冷媒に直接影響を与えることは ございません。
コンプレッサーを止めた場合、立ち上げるための始動電力がかかり、省エネにつながらない のではないか?
レベルアッパーはコンプレッサーを完全に停止させるものではなく、周波数と電圧を変更させて緩やかに制御させますのでコンプレッサー始動に電力負荷が掛かりすぎることはございません。
巷によくみられる室外機に取り付ける製品で、コンプレッサーを一定時間毎に間欠運転させて 電気代を節約させる製品ではないのか?
レベルアッパーは二つの温度センサーで最適温度を維持しながら省エネを行いますので、一定時間毎に間欠運転させる製品ではございません。
メーカのメンテナンスを受けられないのではないか?
これまで、レベルアッパーを取り付けたエアコンで、メーカ系列のメンテナンス会社からエアコントラブルサポートを受けられなかったことはございません。
これは、メーカサポートに影響を与える機器ではないということの証ですが、万が一に備え、 全国規模のエアコンのサードパーティメンテナンス会社をご紹介することは可能です。
レベルアッパーを取り付けると、エアコンのメンテナンスがしにくいのではないか?
取り付けは、上記1の通り、エアコンの室内機の温度センサーと温度コントローラーを接続する ケーブルに割り込み設置します。
機器本体はエアコン室内機の外側にあるため、エアコン内部の保守の邪魔になることはありません。 また、ケーブルの接続は、現状復帰できるよう、脱着式のコネクターで接続しますので、現状のままで メンテ作業可能です。